走れ(直球)②
前回、なんとなく胡散臭い話になってしまったので、予告通り、何でランニングすると精神的に良いのかお話ししたいと思う。
ランニングすると、精神的に良い効果がある理由。【セロトニン】【ドーパミン】というホルモンがドバドバ出るからである。
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれる。リラックスしたり、幸福感を感じることの正体は、セロトニンの分泌である。
このセロトニンには、規則正しい有酸素運動によって分泌される。ランニングは有酸素運動で規則正しい動きだ。よって、ランニングでセロトニンが分泌される。
ランニングし終わった後、とてもリラックスしていい気持ちになるのは、このセロトニンが理由である。
ドーパミンは、「やる気ホルモン」などとも呼ばれる。やる気に満ちて物事に取り組みことの正体は、ドーパミンの分泌だ。
散歩とかヨガとか、そういう軽めの運動でも分泌される。ランニングなら更に分泌量UP!
ちなみに、ランニングでドーパミンを増やすためには「ゴールを決めておくこと」がコツだ。
⚪︎⚪︎分走ろう、というよりかは「5km走ろう」「あそこの公園まで走ろう」と、厳密なゴールイメージに向かって走る事が大事。
掲げた目標に対して能動的に走っていることが、ドーパミンをより効率的に分泌してくれる。
ここまでランニングの素晴らしさをひたすら語ってきた。とはいえ、1時間も2時間も、走りまくるのはやめておいたほうがいい。
みんな大好きテストステロンが減るからだ(!)
1時間を過ぎたあたりくらいで、テストステロンの減少が始まるそうだ。
箱根駅伝やオリンピックのランナーの姿を思い出して欲しい。たしかにスマートでかっこいいし、一心不乱にゴールを目指して駆け抜ける姿は最も尊いものの1つだと思う。
しかし、その姿が、「女の子にモテる姿か?」と言われればどちらかといえばそうではないはずだ。
よほどの肥満体型や難民系男子よえいは圧倒的にマシだろうけど、モテるためにベストのスタイルではない。僕はこのように彼らが映る原因は、テストステロンの過少だと思っている。
このブログで女の子にモテる方法を書き連ねるつもりはほとんど無いのだけど、恋愛強者になりたい人は心に留めておいた方がいい。どこまで行っても週4で一回あたり1時間まで。このあたりがデッドラインになるだろう。
ちなみに、エンドルフィンというホルモンも分泌される。下手な薬物よりも強烈な快感をもたらす脳内物質だ。コワイ。
ランナーズハイに突入するのは、このエンドルフィンのせいである。
ぶっちゃけエンドルフィンが人生に対して長期的に何かをもたらしてくれるとは、あんまり思わないんだけど(笑)、せっかくなので体験してみるのも一興かもしれない。
というわけで前回と今回のまとめ。
ランニングするとやる気が出て、リラックスできる! 痩せるし、(前回言い忘れてたけど)姿勢もよくなる!
でも、あんまり走りすぎるとテストステロンが減ったりして逆効果だからほどほどに!