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自己啓発本でおすすめしたい本 クラゲコーチの教え

自己啓発本を読んで、自分を成長させたい。読書を嗜む人たちの中にはこのように考えている人がたくさんいると思う。

 
僕もそのようなタイプの人間だ。たくさん本を読んで、良い本に出会って、そして自分の中に取り込んでいきたい。
 
とは言え、自己啓発本は膨大な数の出版されていて、どれが自分に合っているか、わからなかったり、読んでみてもいまいちぴんと来なかったりする。これは読書特に自己啓発に関する本を読んでいる人には絶対に存在している悩みだと思う。
 
だから、いろんな人のレビューを読んだりアマゾンの星の数を参照したりと、できるだけ良い本に出会えるようにしているじゃないかなぁと僕は思っている。言うことで今回お勧めしたい本がある。
 

 

 
渡辺健介著、「自分の答えの作り方」という本だ。
 
この本は、サッカーに情熱を燃やす1匹のお魚が自分の夢を叶えるために考えて動く、というストーリーを比喩表現として、読者に目標の立て方や物事の観察の仕方、人生における選択肢の選び方を学ばせてくれる。どうして魚なのかはいまいち分からない。(笑)
 
ものすごく参考になることがたくさん書いてあった。その中でも1番僕の中で響いたことをお話ししたい。
 
クラゲコーチと言う登場人物がいる。彼はピンキーの所属するサッカーチームのコーチだ。厳しくも優しいコーチで、子供達にとても的確でホットなアドバイスを送っている、まさに理想の指導者だ。
 
ピンキーが試合で結果を出せなかったことに落ち込んでいた時、彼とクラゲコーチの間でこんな会話があった。
 
クラゲコーチ:なんだお前まだヘコんでるのか。そんな暇あったら前を向け!
 
ピンキー:すいません、コーチ...ミスがあっただけでなく調子も出なくて...
 
クラゲコーチ:調子が出なくてだと!?調子が悪い時もいい時も含めて全部お前自身だろうが! いいか、現実を曲げて捉えるな!情報は純度高く拾ってこい!そして成長に繋げろ!
 
・・・
 
 
 
 
要するに、試合で上手く行かなかった原因を自分の実力の無さから、調子の良し悪しにズラそうとしたピンキーの心の弱さを、クラゲコーチは厳しく叱りつけた。見たくない現実を直視して、そしてその中から成長する何かを見つけろ、ということだ。
 
のちの補足説明で、このように語られている。
 
プリズムを外そう
 
さっきのピンキーと同じように、僕らは自分の至らなさが原因の何か遭遇する以下のように考えがちだ。
「調子が悪くてそうなった」「あいつのせいでこうなった」「俺は⚪︎⚪︎だからしょうがなかった」などと、などと、自分が原因の出来事をこのようなプリズムを通して見てしまう。
 
現実を意図的にねじ曲げて受け止めて、弱い自分を保とうとしている。これが人間なのである。
 
だが、本当に成長したい、強くなりたいと思うなら、「プリズム」を外して行かないといけない。物事や出来事をフェアな視点で見つめて「これは、自分の至らなさが原因だ」などと、素直に力不足を認める事が大切だ。
 
これは当然辛いことである。だけど、プリズムかけっぱなしの人生と、プリズムを外した(あるいは外すよう努めた)人生と、どっちがあなたにとって素敵だろう? という事だ。
 
僕はこのエピソードを聞いた時、「痛いとこ突かれた!」と思った。
こんな一文があるから読書はやめられないんだ。笑
 
あくまでこれは「自分の答えのつくりかた」の数ある名シーンの一つであり、僕にとってはクラゲコーチのお説教タイム以後も、「たしかに!」と思わせるシーンの連続だった。
 
自己啓発本にも、著者の考え方が独特すぎて自分に響かなかったり、ピンとこなかったりする本もある。そして、買い物に失敗することが怖くて、どの本を買うか迷ってしまう。もし迷っているなら、僕をというかクラゲコーチを信じて、一度読んでみてほしい。
 

 

自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND

自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND

 

 

 
ちなみにこの本の後半で、衝撃の展開があなたを待っている!笑