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箱田忠昭とかいうthugい作家の著書を読んで

皆さんは箱田忠昭という作家さんをご存知だろうか。

 

今まで僕は箱田先生のことは全然知らなかった。知名度が高いのかそれともそうじゃないのかわからない。

 

「デキる奴のコミュニケーション術」みたいな本ないかなぁと探してたらのタイトルの本があったので借りてみたら、ほぼそのまんまのタイトルの本があった。

箱田先生の著書だった。それが僕がこの先生を知ったきっかけだ。今回はこの先生記した先述本を読んだ読書感想文だ。

 

 

優秀なコミュニケーション教本

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僕はこの本を読んでいく上でなかなか参考になる事が多くて、「良い本だなぁ」と思った。

 

。仕事を円滑に回して楽しく生きるには三好(好意、好感、好印象)を集めなさい。

 

三好を得るには「こまめに顔を出す」「楽しい雰囲気を作る」「褒める」「重要度を実感させる」「相手に触れる」を実践しなさい。

 

などなど。

 

突き詰めると「自分が望む事はまずは自分から他人にしてあげなさい」という事を言っていた。この事に関しては既にロバートキヨサキ先生から学んでいたりして、「やっぱり成功者はまずは与えるのだな」と再確認していた。

 

だがそれも本の前半までで、後半の「交渉術」を語り出すあたりから様子がおかしくなった...

 

相手の繋がり分断する術、ヤ⚪︎ザのやり方

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本としても中盤を過ぎる頃、「7つの交渉術」、というものに触れる章があった。

 

例えば多くのことを要求してきた相手には、返答を先延ばしする[引き伸ばし法]。

 

大きな要求を小分けにして通す[サラミ・ソーセージ法]。

 

まぁ多少悪知恵感はあるが、僕だって汚れ穢れを何一つ知らない子供ではないので「まぁ、なるほどな」と思いながら読んでいた。

 

ただ、途中で「相手の繋がりを内部から破壊する方法」、「ヤ⚪︎ザの交渉術」なんてものに対して言及しだした。

 

先述のように真っさらではないにしろ、世間知らずの部類に入る僕は「この先生、thugいな.....」と思ってしまった(※thug=悪い、あくどいというような意味)。

 

「相手に繋がりを内部から破壊する方法」とは、協力関係にあるAとBそれぞれにお互いの悪口を吹き込み関係性を悪化させるというやり口である。

 

つれづれあやにーではそんなこと教わらなかったぞ!(笑)

 

いつ使うのかいまいち分かっていないが、なにせイブサンローランの社長などを歴任してきた箱田先生の言うことだ。こういったスキルがないとエグゼクティブの世界を渡り歩く事は出来ないんだろう。

 

僕も甘ったれたおとぎ話的な幻想を捨て、こういった泥臭いやり方をやってでも成功しなくちゃな、と思わされた。もしAとBを分断する事が成功に必要だというのなら、僕は断腸の思いでそれをやるしかない。

 

ヤ⚪︎ザの交渉術というのは、要するに、100万頂戴って言った後1万円頂戴って言うと、後の要求はすんなり通る的なやつだ。

 

このテクニック自体、僕も知ってはいたけれど、それがヤク⚪︎ザのやり口と表現されたことに少しおどろいた。

 

そしてさっきの分断術も含めて、これらのthugいテクニックを「三好を得る方法」と同じテンションで、全く悪びれる様子のない文調で書かれているのだ。

 

僕は結構、衝撃を受けた。

基本、真面目に生きていたら神さまが見ていてくれていてご褒美をくれる的な考え方をしている親に育てられていて、そしてそれを対して疑う事なく生きてきた節がある。しかし現実はどうだ。真面目に生きているつもりで真面目でもなかったのか、それとも真面目に生きたところで僕が望んでいるようなご褒美をもらえるわけではないのか...とにかく僕はその生き方、考え方で「充分に報われた」とは感じていない。

 

この本を読んで何を学んだのか

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だから僕は、ある種もっと、穢れないといけないという風に感じた。言われてみれば、周りにいる貧乏な連中は人を疑う事を知らない良いやつばっか(ついでに非モテ)だし、成功している奴は、小手先で上手くやる、ような事をこともなげにやってくる(これ書きながら気付いた)。

 

僕も今一度、綺麗事だけでこの世の中で成功出来ない事をしっかり見つめ直して、thugい生き方を受け入れられるようになりたいと思う。

 

  

 

「できる人」の話し方&コミュニケーション術 なぜか、「他人に評価される人」の技術と習慣

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